お金の話➂―貯金と資金計画―

家づくりの際に頭金を用意するため、「今から少しずつ貯金を増やしておきたい」と考えるものの、なかには「ウチはまったく貯金ができなくて…」と悩んでいる方もいるかと思います。その場合に問題として考えられるのが、「貯金の仕方」です。

もし、このブログを読んでいる皆様が、まず必要なモノを買って、残ったら貯金―と考えていたら、考え方を改める必要があります。恐らく月々のお給料やボーナスが入ったとき、あれも必要、これも買わなくちゃ…といった感じでお金を使っていたら、そもそも余らないと貯金に回らないわけですから、まず貯金は増えません。これを改善するためには、収入があったら、まず貯金ぶんを確保します。そして次に、残ったお金は全て使い切りましょう。

これは、「お金のストレス」を溜めないためにも欠かせません。例えば、3か月間なんとか頑張って貯金できたとしてもストレスが溜まり、結果、4か月目には今まで貯めたぶん以上に使ってしまう…という可能性が高くなります。ダイエットで言うところのリバウンドです。つまり、「貯める」ためには「使う」ことも必要です。

これまで3回に分けて解説してきた「お金」の話。価値観の違いなど、別のご意見があることも重々、承知しています。しかし、山里建設は「日々の暮らしの質を高め、ご家族がいつまでも幸せに暮らしていけるような家を建ててほしい」と願っています。

家づくりは土地・建物・住宅ローンという異なる分野を同時に考えなければいけないため、ここで躓く人も多いかと思います。ご自分で勉強し、知識を増やすことも大切ですが、悩みすぎると家づくりそのものが楽しくなくなってしまう可能性もあります。そのため、時には「家づくりのプロ」である、信頼できる工務店に気軽に相談してみて下さい。きっと、ご家族の力になってくれることでしょう。

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